新型コロナワクチンを「接種する」「接種しない」、人それぞれいろいろな考えをもって選択されると思いますが、僕は「接種する」を選択しました。
そしてようやく、新型コロナワクチンの予約が取れました。
僕が取れたのは「モデルナ社製ワクチン」です。
ワクチンを「打つ」という選択
新型コロナワクチンの接種は強制ではなく、接種するかどうかは自分が決める事です。
「接種する」「接種しない」 どちらが正解なのか、正直、わかりません。
ワクチンにはどんな効果があるのか、また副反応はあるのか？
そこらへんがわからないと判断もできないので「厚生労働省」のHPで調べてみました。
そして僕がどう考えてワクチンを「接種する」ことを選択したのかを書きたいと思います。
迷われている方の参考になれば幸いです。
ワクチンの効果
ワクチンを接種することで、どのような効果があるのか。そして、どのような不安を払拭できるのか。
そこはしっかりと知っておきたいところです。
では早速調べてみましょう。ワクチンの効果について、次の3点が記載されていました。
- 発症予防効果
- 重症化予防効果
- 感染予防効果
この3点の予防効果について、厚生労働省のHPには以下の通り記載されていました。
いずれのワクチンも、薬事承認前に、海外で発症予防効果を確認するための臨床試験が実施されており、ファイザー社のワクチンでは約95%、武田／モデルナ社のワクチンでは約94％の発症予防効果が確認されています。また、アストラゼネカ社のワクチンは、海外で実施された複数の臨床試験の併合解析の結果から、約70%等の発症予防効果が確認されています。
厚生労働省HPより引用
重症化予防効果については、薬事承認前に行われた臨床試験では症例数が十分ではなく解釈に注意が必要ですが、実施された臨床試験や、承認後に実際に接種された人の情報を集めた研究等から、これらのワクチンの重症化予防効果を示唆する結果が報告されており、効果が期待されています。
厚生労働省HPより引用
感染を予防する効果については、いずれのワクチンも承認前の臨床試験では確認されていませんが、現在、多くの国又は地域でこれらのワクチンの接種が進められることでデータが蓄積されつつあります。一部の国で実施された研究では、mRNA（メッセンジャーRNA）ワクチンを接種した人の方が、接種していない人よりも感染者（有症者・無症候性感染者のいずれも）の発生が少ないことを示唆する結果が報告されています。なお、これらのデータは臨床試験と異なり、同じ条件の対照群を置くことが困難なこと等から、結果に偏り（バイアス）が生じやすいことに注意して解釈し、今後の様々な研究結果を見ていく必要があります。また、ワクチンの発症予防効果は100%ではないことを踏まえると、接種後も引き続き、感染対策を継続することが重要です。
厚生労働省HPより引用
以上のことまとめると（あくまで僕個人の解釈として）
- 発症予防効果 → 〇
- 重症化予防効果 → △
- 感染予防効果 → ×
このような結果になると、僕は解釈しました。
ワクチンの副反応
では、ワクチンを接種することによる副反応はどういったものがあるのか。
こちらに関しては以下の記載がありました。
僕の周りのワクチン接種済みの人の話を聞いていると、疲労、筋肉の痛み、発熱、といった副反応が良くあるような印象です。
そして一番気になる副反応は、やはり死亡する可能性があるのかどうかだと思います。
「ワクチン接種後に死亡」というニュースは僕も耳にしたことがあります。これについてはどうなんでしょうか。
これについても以下のことが記載されていました。
「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。人はワクチンの接種とは関係なく突然命を落とすことがあるため、ワクチン接種後の死亡事例が出た時は、ワクチン接種との因果関係を調査することが大切です。
新型コロナワクチンを含むあらゆるワクチンは、大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。日本で使用されているファイザー社及び武田/モデルナ社のmRNA（メッセンジャーRNA）ワクチンは、いずれも臨床試験において、ワクチン接種者とプラセボ接種者で、重い病気を発症した人や亡くなった人の割合に差がないことが確認されています（※1、※2）。
また、接種が進んでいる米国では、ワクチン接種後の病気の発生率と、接種を行わなかった場合の予想される病気の自然発生率を比較するなどの評価が行われています。これらの調査の結果、米国CDCは2021年6月時点で「死亡事例とmRNAワクチン接種には明らかな因果関係がない」と評価しています（※3）。
日本においても、副反応疑い報告制度により、ワクチン接種後の死亡事例が報告されていますが、こうした事例をみたときに、現時点でワクチン接種との因果関係があると判断された事例はありません（※4）。
このような様々な調査の結果をまとめると、2021年7月時点で、日本で新型コロナワクチンの接種が原因で亡くなった方がいるという事実は確認されていません。
それでもなお、決して予断を持つことなく、個別の死亡事例をみたときに「新型コロナワクチンが原因ではないか」、あるいは、症例数などをみたときに「新型コロナワクチンの接種後に特定の病気による死亡が特に増えていないか」など、引き続き、国内外で慎重なモニタリングが行われています。
厚生労働省HPより引用
上記のように「ワクチン接種が原因で亡くなった方がいるという事実は確認されていません」と記載されていますが、これをどうとらえるかは難しいところかと思います。
あくまで僕個人の解釈としては、現時点では「ワクチン接種が原因で亡くなることは無い。」と明確にされている訳ではないのかと思いました。
ワクチンを打つ目的
ワクチンを接種する目的も、ワクチンを「接種する」「接種しない」の判断材料の一つになると思います。
僕がワクチンを接種する目的としては「下記の不安を無くしたい」からです。
- 新型コロナに罹患する。
- 必要時以外、人と会えない。
- 必要時以外、出掛けられない。
1.新型コロナに罹患する
やはり、一番は新型コロナの罹患を防ぎたい！ ですね。
新型コロナに罹患してしんどい思いはしたくないし、治っても後遺症に悩みたくないし。
病気にはならないのが一番なので！
2.必要時以外、人と会えない
もうここ一年半ほど、友達と遊んでいないし、急な用事があるときしか実家にも帰ってません。
お盆もお正月も帰省していないので、親にもほとんど会っていません。
ワクチンを接種したからといって、派手に友達と遊ぼうとは思いませんが、せてめ、安心して帰省ぐらいはしたいものです。
3.必要時以外、出掛けられない
これも、2.と同じように、派手に遊びに行きたい！とは思ってません。
例えば、「そろそろ家電を買い替えたいんだけど、家電の買い替えは不要ではないけど、不急ではあるよな。でも、新型コロナはいつ収束するかわからないし、いつまで待てばいいかわからない・・・」など。
遊びに行くわけではないし、生活に必要なことなので、かまわないとも思うんですが、少し躊躇してしまいます。
この３つの目的を、ざっくりまとめて言い換えると「自分自身も新型コロナに罹患したくないし、人にも移したくない」ということです。
新型コロナワクチンを接種する理由
上に書いたように、僕のワクチンを接種する目的は、「自分自身も新型コロナに罹患したくないし、人にも移したくない」ですが、コロナワクチンの効果をみると、自分自身の発症は防げても、感染が防げないのであれば、「人に移す」ことまでは防げないのかなあと、僕は解釈しました。
これでは、ワクチンを接種しても目的の半分しか達成できないことになります。
しかし、自分自身が発症しづらくなるということで、
- 新型コロナに罹患してしんどい思いをする可能性が低くなる。
- 親や周りの人たちに安心してもらえる。
- コロナ患者が減る事で、医療体制への負担を減らせる。
というメリットがあると思います。
もちろん副反応が起こる可能性があることも理解していますが、これだけのメリットがあれば、ワクチンを接種する意味はあると僕は判断しました。
あくまで、これは僕個人の考えであって、違う判断をした人を否定するつもりはありません。また新型コロナに対する僕の解釈が正しいとも限りません。「接種する」か「接種しない」かは、みなさんが自分自身でしっかり考えて判断されたのであれば、どちらであってもその選択は正解だと思います。
というわけで、新型コロナワクチンの接種に行ってきたいと思います！
副反応で寝込む可能性も考えて一応準備もしました。
少々バランスが悪いような気もしますが、２～３日は過ごせるでしょう！
ワクチン接種後の副反応等について、また報告したいと思います！
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