ラップの匂い(手作りアクリル板から匂い?)

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ラップの匂い

ラップから変な匂いがしたことありませんか。

少量のラップの使用では、感じませんでしたが、大量に使用すると変な匂いがはっきりしてきます。

「この匂い、不快! 何とかしたい!」とは思いつつも

ラップの匂いを何とかすることは出来ませんでした。

結局、解決方法はラップの材質を「塩化ビニル樹脂」から「ポリ塩化ビニリデン」に変えるとラップの匂いは無くなりました。

目次

匂いの元はどこ?

最近、我が家で変な匂いがする。

何の匂いかわからないし、どこから匂いが出ているのかもわからない。

なので心当たりを思い浮かべてみた。

最近の我が家の変化といえば、「手作りアクリル板」を設置したくらい。

「もしかして」と思い「手作りアクリル板」を匂ってみると・・・

匂いの元はなんと、先日製作した「手作りアクリル板」で使用したラップでした。

 「手作りアクリル板」の記事はこちら → 「手作りアクリル板

まさか、ラップがこんな匂いがするとは思ってませんでした。

何の匂い?

普段から食品保存等でラップはよく使用しますが、今まで変な匂いがすると思ったことはありません。

食品保存等で使用するラップの量は少量なので、匂いを感じなかっただけで、「手作りアクリル板」を製作する時には大量のラップを使用したので匂いがハッキリしたのでしょうか。

もしくは、もしかしたら、ラップを巻く時にラップに「何か」が付着して、匂いを出しているだけかもしれません。

なので、確認のためにもう一度ラップを巻き直してみました。

まずは、前回巻いたラップを撤去しました。

ラップ撤去

そして、今回はラップに「何か」が付着しないように、机を拭いて、しっかりと手を洗ってからラップを巻き直し。

ラップ巻き付け

そして、完成!

ラップ巻き付け完了

そして、このまま一晩放置しておきます。

~翌朝~

部屋に入ると、変な匂いがする。

やっぱり、この匂いの原因はラップだったようです。

ラップの種類

「ラップを大量に使用すると変な匂いがする」といっても、一つ疑問があります。

倉庫などで、よくラップにぐるぐる巻きにされて梱包されている荷物を見る事がありますが、そのラップの使用量は、「手作りアクリル板」より、ずっとたくさんのラップを使用していますが、倉庫などで変な匂いを感じたことはありません。

梱包用ラップ食品用ラップで材質とかが違うのか?」

調べてみました。

ラップの材質

ラップといっても、いろいろな材質があるようです。

まず、「梱包用ラップ」ですが、「梱包用ラップ」にはちゃんとした名前があって、「ストレッチフィルム」という名前で、材質は「直鎖上低密度ポリエチレン」という材質です。

次に「食品用ラップ」ですが、材質は「ポリ塩化ビニリデン」「塩化ビニル樹脂」「ポリエチレン」「ポリメリルペンテン」の4種類の材質があります。

結構、いろんな材質がありますね。

近所の店を見てきましたが、「食品用ラップ」は 「ポリ塩化ビニリデン」と「塩化ビニル樹脂」が良く売られているのかなと思います。

で、「手作りアクリル板」で使用したラップはこちらの「塩化ビニル樹脂」のラップでした。

塩化ビニル樹脂ラップ1
塩化ビニル樹脂ラップ2

次の材質は?

「塩化ビニル樹脂製ラップ」の代わりに使うラップの材質は何にしようか。

先ほど書いた通り、「梱包用ラップ」から変な匂いを感じたことはないので、 「直鎖上低密度ポリエチレン」 製の「ストレッチフィルム」を使うのが確実かとは思います。

ですが、「ストレッチフィルム」は「食品用ラップ」程、気軽には買えません。

その理由は

  1. 売っている店が少ない。
  2. 用途が梱包用なので使用量が多く、「ストレッチフィルム」1本の量が多い。

1.売っている店が少ない

梱包用のため、普通のスーパーやドラッグストアでは売っているのを見かけない。

(楽天市場やAmazonで売っているのでネット通販では買える。)

2.用途が梱包用なので使用量が多く、「ストレッチフィルム」1本の量が多い。

食品用ラップ」は

  幅:22cmか30cm × 長さ:50m

くらいのサイズが良く売られているかと思います。

ストレッチフィルム」は

  幅:50cm × 長さ:300m

です。なかなかの量ですね。

今のところ、「手作りアクリル板」以外に使う予定が無いのに、量が多すぎます。

なので、出来れば「ストレッチフィルム」は買いたくない・・・

材質決定

「ストレッチフィルムは避けたい」と言うのならば、後は 「ポリ塩化ビニリデン」 が手に入れやすくて、今回以外にも使い道がありそうです。

ということで材質は「ポリ塩化ビニリデン」に決定です!

「ポリ塩化ビニリデン」を材質としているラップは、ラップの中で最も有名と思われる「サランラップ」と「クレラップ」でした。

今回は「クレラップ」を使って試したいと思います。

ポリ塩化ビニリデンラップ1
ポリ塩化ビニリデンラップ2

「手作りアクリル板」再製作

では、再び作っていきましょう!

木の枠に「クレラップ」を巻いていきます。

この作業もこれで3回目、少しは慣れてきたように思います。

クレラップ巻き付け

「クレラップ」巻き付け完了!

クレラップ巻き付け完了

この作業も慣れてきたように思ったのですが、今回が一番ラップのシワが多いような気がする。

まあ、しっかりと張れているいるのでOKとしましょう!

再製作の結果

「手作りアクリル板」が完成したので、また一晩放置しておきました。

~翌朝~

部屋に入ると、変な匂いはしない!

「ポリ塩化ビニリデン」も大量に使用しても、変な匂いはしてきませんでした。

いやあ、よかった。
これがダメなら「ストレッチフィルム」を購入しなければならないところでした。
助かりました。

まとめ

ラップの匂いが気になる方は、ラップの種類を変える事をオススメします。

今回の検証では、「塩化ビニル樹脂」のラップで、少し匂いがありました。

匂いがあったといっても、食品保存等で使用する程度の量では全く匂いは感じなかったのですが、大量に使うと、少し匂いもはっきりしてくるようです。

でも、「塩化ビニル樹脂」のラップがダメということではありません。

少量の使用では匂いも気になりませんでしたし、価格も安いので気軽に使えます。
普段の使用には大変ありがたいラップでもあります。

また、匂いの感じ方は個人差があります。

僕にとって、この匂いは苦手な匂いでしたが、この匂いが全く気にならない方もいるかもしれません。

なので、気にならない人はお求めやすい「塩化ビニル樹脂」のラップもいいかもしれません。

もし、「ラップの匂いが気になる」という方がおられたら、「サランラップ」や「クレラップ」を試してみてはいかがでしょうか!

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